みかもが取り組むSDGs —持続可能な社会を目指して…

株式会社みかも×SDGs 持続可能な開発目標への取り組み 東みよし町
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SDGsのために何かを始めたわけではありません

株式会社みかもは、SDGsという言葉が生まれるずっと前から東みよし町で商売をしてきました。ガソリンスタンドを続けること、車を直すこと、喫茶店を開けること。やってきたことは全部、この町で暮らす人が困らないようにするためです。

それが最近になって「SDGsに該当する」と言われるようになりました。正直に言えば、国連の目標に合わせて事業を組み立てたことは一度もありません。ただ、東みよし町で必要とされることを続けてきた結果が、たまたまSDGsの枠組みと重なっていた。そういう話です。

ガソリンスタンドを閉めない、ということ

東みよし町のような中山間地域では、ガソリンスタンドが1軒なくなるだけで生活が成り立たなくなる人がいます。車がないと病院にも買い物にも行けない。冬に灯油が届かなければ暖を取る手段がない。

ENEOS三加茂SSを続けているのは、儲かるからだけではありません。ここを閉めたら町の高齢者が困るからです。灯油の配達を続けているのも同じ理由です。効率だけを考えれば配達をやめた方がいい。でもやめたら冬を越せない世帯が出る。それは選べません。

SDGsの目標7「エネルギーをみんなに」と目標11「住み続けられるまちづくり」。当てはめればそうなりますが、私たちにとってはただの日常業務だったです。

車を長く乗れるようにする方が、新車を売るより正しい

SOUPはカーコーティングの専門店です。4万台以上施工してきました。セラミックコーティングをかければ、塗装は5年10年と持ちます。紫外線や酸性雨から守られた車は劣化が遅いので、買い替えのサイクルが長くなります。

自動車メーカーにとっては困る話かもしれません。でも、東みよし町で暮らす人にとって車は生活必需品であって、趣味ではありません。1台をできるだけ長く、きれいに乗り続けられる方がいい。コーティングはそのための技術です。

エムネットの中古車買取も同じ考え方です。まだ走れる車を廃車にせず、次の人に渡す。年式が古くても、走行距離が多くても、走れるなら査定して再流通させる。SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」に当たりますが、うちにとっては当たり前のことをやっているだけです。

喫茶店が町のインフラになる地域がある

みかも喫茶は喫茶店ですが、東みよし町においては公民館に近い機能を持っています。月1回のみかもマルシェには地元の生産者や事業者が出店し、町内外から人が集まります。ドッグランがあるので犬を連れて散歩がてら来る人もいます。

大きな都市であれば、カフェは星の数ほどあります。一軒がなくなっても誰も困りません。でも東みよし町では、この一軒がなくなると人が集まる場所が一つ消えます。人口が減っている町では、人が顔を合わせる機会そのものに価値があります。

桐下駄を作り続ける理由

みかも木履は桐下駄を作っています。地場の桐材を使い、職人が一足ずつ手作業で仕上げます。間伐材も使うので、森林整備にもつながっています。

ただし、桐下駄で森林問題が解決するとは思っていません。規模が違いすぎます。それでもこの事業を続けるのは、東みよし町にものづくりの技術を残しておきたいからです。職人がいなくなれば、その技術は二度と戻りません。SDGsの目標15「陸の豊かさも守ろう」よりも、「この町の技を絶やさない」という方が、正確な動機です。

18人の会社にできることの限界と、だからこそやる意味

従業員18名の会社です。世界を変える力はありません。CO2の排出量を劇的に減らすこともできないし、エネルギー政策に影響を与えることもできません。

でも、東みよし町で灯油を届けることはできます。車をきれいに保つことはできます。コーヒーを淹れて、桐下駄を作って、中古車を次の人に渡すことはできます。

SDGsの17の目標のうち、うちの事業が関わっているのは6つか7つです。残りの10は、うちにはどうしようもない領域です。できることだけを、できる範囲でやる。東みよし町という人口1万人を切った町で、それを60年以上続けてきました。これからも続けます。

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